
みょうがの里

「みょうがの里」は、すいすいが始まるきっかけとなった、築150年を超える茅葺き屋根の古民家です。
「もう壊そうか」という危機が訪れるたびに、「使いたい」という人が現れ、新たな命を吹き込んできた、そんなふしぎな家です。過去には、精神科の医師が患者さんの療養施設として活用したり、地元の大工さんや職人たちが伝統技術を学び合う「木の文化塾」の拠点として用いられていました。
すいすい代表の的場は、はじめてこの古民家を訪れた際、時折聴こえる鳥の声以外、何の音もしない静けさと、先人の想いが積み重なった茅葺き屋根の美しさに惹かれ、
「この家を終わらせてはいけない」
と直観的に感じました。
当時は「茅葺き」のことなど何も知りませんでしたが、
「住んでみれば、きっとなんとかなる・・!」
その直観は、まちがっていなかったと思います。
茅場(ススキの群生地)を探す。茅を鎌で刈る。茅の束をこしらえる。
職人さんとともに、屋根を葺いていく。
傷んだ屋根を直す過程を踏むごとに、
「わたしも、こんなことがやってみたかった」
という仲間がたくさん集まってきました。
「地域の宝」を受け取り、
暮らし始めたい方へ
「新しい時代を、自らの生き方を通して創り出す」
そんな仲間を増やしたくて、わたしたちはこんな活動を始めました。
「暮らし丸ごと」を賭けてみる。
「転職」どころではなく、生き方そのものを変えてみる。
それは、極端な選択かもしれません。
少し頭のネジが外れていると思われるかもしれない。
でも・・・
今なら、まだできるんです。
空き家は、人が住まなくなると、急速に傷み出します。
田畑は、3年放置すれば、元に戻すのが難しくなる。
今は元気なおじいちゃんたちも、少しずつ足腰が弱ってきています。
「ギフトから始められる」、この条件は、永遠には続きません。
土地も、時間も、待ってはくれない。
みょうがの里は、
一人ひとりが自分の「志」に気づくための場所でした。
「すいすい」が生まれたことで、
その志を、実際の暮らしや仕事として
形にしていくための器が、ようやく整いつつあります。
いよいよ、本番が始まった。
あなたは、この時代を、どう生きますか。
























